
2026.2.17 号
◆国の借金、過去最大の1342兆円
財務省は2025年12月末時点での国債と借入金、政府短期証券を加えた、「国の借金」は1342兆1720億円となったと発表した。前年同期比から24兆5355億円増加し、過去最大を更新した。物価高への対応や高齢化の進展で歳出圧力が高まり、国債に依存する我が国財政体質は依然として続いている。2026年度の新規国債発行額は前年度を上回る30兆円近くに上り、金利上昇により利払い費が膨らみ、財政硬直化の構図はそのままだ。
◆2025年実質賃金、4年連続マイナス
厚生労働省は2025年平均の毎月勤労統計調査で物価変動を反映した1人当たりの実質賃金は前年比1.3%減だった。同省によると、昨年、基本給や残業代などを合わせた働く人1人当たりの現金給与総額は1か月平均35万5919円で、前年比2.3%増となり、5年連続で上昇した。就業形態別にみると、一般労働者は前年比2.9%増の46万5895円、パートタイム労働者は同2.3%増の11万4455円だった。しかし、物価変動を加味した実質賃金は物価上昇に追いつかず、マイナスだった。
◆昨年の経常収支、初の30兆円超の黒字
財務省の2025年国際収支速報によると、経常収支は前年比11.1%増の31兆8799億円の黒字となったことが分かった。比較可能な1985年以降で過去最大を2年連続で更新するとともに、初めて30兆円を突破した。海外の子会社から得られる配当金が増加したことに加え、貿易収支の赤字額が縮小したことが挙げられている。また、旅行収支は訪日客数の増加で6兆3429億円の黒字となり、過去最大を更新している。
◆特殊・SNS詐欺被害額は3241億円
警察庁は2025年に全国の警察が認知した特殊詐欺とSNSを使った投資・ロマンス詐欺を合わせた被害額は3241億1000万円に上ったと発表した。前年より1.6倍増となり、過去最多を更新した。警察が認知した件数は、特殊詐欺が2万7758件、SNS型詐欺が1万5142件となり、急増している。とくに、警察官を語る「ニセ警察詐欺」の急増や若年層への被害が拡大している。同庁では「極めて危機的で体感治安を悪化させる大きな要因の一つになっている」と指摘している。
◆がん患者5年生存率、膵臓は依然低い
厚生労働省が発表した2017年と2018年にがんと新たに診断された患者の5年生存率よると、前立腺が最も高く、膵臓は最も低かった。いずれも2016年に施行されたがん登録推進法に基づくもので、2016年にがんと診断された患者の生存率を初めて同省が発表した。5年生存率では、前立腺が最も高く、2017年が92.2%、2018年が92.5%だった一方、最低が膵臓で、それぞれ12.6%、13.5%だった。
◆コメ価格、2週連続上昇の5キロ4145円
農林水産省が全国約6千の小売店で販売したコメ5キロの平均価格を調査したところ、4145円だった。前週比3円高く、2週連続で値上がりしていた。全国9地域のうち6地域が4千円以上で、最も高かったのは東海の4287円で、続いて北陸の4283円、近畿の4258円だった。逆に4千円を下回ったのは、北海道、中国・四国、九州・沖縄。近畿と中国・四国は5週連続での値下がりとなった。
◆バレンタインデー、4割が「チョコ」渡さない
調査会社インテージが、全国15〜79歳の女性を対象に2026年のバレンタインデーに関する意識調査を行ったところ、女性の42.8%が「チョコレートを渡す予定はない」と答えていることが分かった。また、贈る相手を尋ねたところ、「家族」が38.7%、「友人」が11.2%、「義理チョコ」が7.9%で、そのいずれもが前年より減少している。一方、近年増加が伝えられる「自分用」も微増の21.3%だった。平均予算は8.1%増の4943円だった。
◆未婚者の76%が「交際相手はいない」
明治安田総合研究所が全国18〜54歳の男女を対象にした「恋愛・結婚に関するアンケート調査」によると、未婚者の76.3%が「交際相手はいない」と答えていることが分かった。その理由について、女性は「結婚の必要性を感じない」とし、男性は「自由に使えるお金が減る」ことを理由に挙げている。とくに、結婚観について、未婚者のうち「結婚したい」と答えたのは36.8%にとどまっている。また、理想の連絡頻度は「毎日1回程度」、理想のデートは「週1回程度」が最多で、適度な距離感を求める傾向がみられた。
























